週刊SPA!「ヤレる女子大」騒動への疑問
3311

週刊SPA!「ヤレる女子大」騒動への疑問

『週刊SPA!』(扶桑社)が掲載した「ヤレる女子大RANKING」に批判が相次ぎ、編集部側が謝罪する事態に発展した。「女性をモノ扱いした」「女性蔑視」との指摘は理解できるが、この手の記事は同誌に限らず昔からよくあった。なぜここまで炎上したのか。騒動の核心を読む。

『週刊SPA!』(扶桑社)が掲載した「ヤレる女子大RANKING」に批判が相次ぎ、編集部側が謝罪する事態に発展した。「女性をモノ扱いした」「女性蔑視」との指摘は理解できるが、この手の記事は同誌に限らず昔からよくあった。なぜここまで炎上したのか。騒動の核心を読む。

傷つくのはむしろオジサン?

発行人に直撃取材

「つまり、お互い様でしょ」

世相を切り損ねた?

真の「人権保護」とは何か

 女権拡張論者、いわゆる「フェミニスト」の主張はとても大切です。男女は絶対に「平等・同権」でなくてはなりません。だが、人種や性別などの違いによる差別をなくそうとする「ポリティカル・コレクトネス」(政治的公正さ)も行き過ぎれば、逆に女性の生き場所を奪ってしまうことになりかねません。それは本当に「女性のため」と言えるのでしょうか?
 先日、F1でプラカードなどを掲げてきた「グリッドガール」が廃止されるという報道を目にしました。「現代の社会規範にそぐわない」という理由だそうです。フェミニストが、グリッドガールや、格闘技のラウンドガール、ミスコンなどを「女性蔑視だ」と主張してきた活動が、ジワジワ効いてきたんでしょうか?しかし、私は単純に、どんな仕事でも「やりたい人に任せたらええやん」と思うんですよ。仕事に誇りを持ち、人生をかけ、人々をひきつけること。それを邪魔することは、誰にもできないのではないですか?
レース会場に華を添えるグリッドガール
レース会場に華を添えるグリッドガール
 F1のグリッドガールを5回務めたレベッカ・クーパーさんは、次のように話していました。「私たちは、自分たちが愛し、誇りを持っていた仕事を辞めさせられた。ポリティカル・コレクトネスは行き過ぎています。私たちが仕事を辞めれば、他の仕事はどうなりますか? チアガールもダメですか? 女性シンガーはステージ上で何を着るかを決められ、『女性モデルは雑誌に出てはいけない』と言われる。私は自分が着るものを選ぶ権利、愛する仕事を続ける権利のために戦ってゆきます」。まったく見事な、ぐうの音も出ない正論です。
 フェミニストを始め、人権を守ろうとする人々は、自分の行動を少し客観的に見ないといけない気がします。以前、ミゼットプロレス(=低身長症の人々によるプロレス)が、障害者を笑うことを問題視する人権団体に非難され、テレビ放送が打ち切られることがありました。ミゼットレスラーの皆さんは、後にこんな言葉を残しています。
 「自分たちが唯一輝ける場所がリングなのに、人権団体がうるさいからプロレスができなくなった。生きがいも仕事も失った。自分たちは人前に出てはいけない人間なのですか? 自分たちは笑われているのではありません。笑わせているのです。大きい人は許されて、小さい人はダメなのでしょうか? 人権団体がわれわれに職を探してくれることは、決してありませんでした」。私は、この言葉が胸に突き刺さるのです。本当の「人権保護」とは、人間一人ひとりの幸せを考え、その心に寄り添うことだと思われませんか?(「桂春蝶の蝶々発止。」zakzak 2018.02.09)

混迷する性問題

週刊SPA!「ヤレる女子大」騒動への疑問

みんなの投票

『週刊SPA!』が掲載した「ヤレる女子大ランキング」についてどう思いますか?

  • 許せる

    51

  • 許せない

    3130

  • くだらない

    130