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売れない週刊誌「ジジババ特集」に喝!
週刊誌ジャーナリズムの一時代を築いた文春砲もすっかり飽きられたのか、最近の特集はもっぱら「健康」と「終活」ばかりである。売れてナンボの世界とはいえ、どの雑誌もジジババがターゲットではさすがにつまらない。週刊誌よ、自らが終活の道に進んでどうする。
週刊誌ジャーナリズムの一時代を築いた文春砲もすっかり飽きられたのか、最近の特集はもっぱら「健康」と「終活」ばかりである。売れてナンボの世界とはいえ、どの雑誌もジジババがターゲットではさすがにつまらない。週刊誌よ、自らが終活の道に進んでどうする。
全ては週刊誌から始まった
2018年7月6日、この夜、不肖・宮嶋、1人で静かに杯を重ねた。この日の朝、麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚の刑が執行されたのである。どんな悪人も死ねば、仏様やというが、あいつだけは、そんな気になれん。第一、オウムの教義じゃ、ポア(殺)されたら転生…つまり、何かに生まれ変わるっちゅうやないか。しゃあけど7月6日で良かったやないか。1日延びとったら七夕や。こじつけや屈折した宗教観に酔うオウムの残党どものことや。単なる自己保身のために手下に強要する殺人をポアとかいう、かわいらしいことで美化・正当化したヤツらや。あの男を「ひこ星」にたとえかねん。そんなことしたら日本人は毎年、七夕の度に暗うなるやん。天の川見上げて、そのむさ苦しいヒゲ面思い出させるやないか。

オウムがブイブイ言わせとったときはビビって、オウムのオの字も紙面や画面に出せんかったやないか。何が「死刑執行で真相は闇へ」や? 取材もろくにせんかったくせに、どさくさにまぎれて「死刑執行廃止」まで唱え出す、自称・ジャーナリストまで現れる始末やないか。そんなヤツに限って27年前はオウムの凶暴性、見て見ぬフリやったやないか。何で自らの過ち、怠慢を反省せんの。何であんなオウムに宗教法人格認め、反社会的な団体にお墨付き与えた東京都を責めん? 坂本弁護士事件で、あれだけオウムの犯行を裏付けるブツ(証拠)が出ても、事件を単なる失踪とし、麻原の事情聴取せんかった神奈川県警の責任を何で追及しない?(カメラマン・宮嶋茂樹「コラコラ記」zakzak 2018.07.12)
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