「マウンティング韓国」を黙らせる方法
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「マウンティング韓国」を黙らせる方法

日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄は土壇場で回避された。だが、負けを認めたくない韓国は「いつでも失効させられる」と、苛立ちを隠せない。ただ、日本に対してむやみにマウント(優位)を取りたがる韓国の言いなりになっていては、健全な関係は築けない。そろそろ日本も本気を出すべきではないか。

日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄は土壇場で回避された。だが、負けを認めたくない韓国は「いつでも失効させられる」と、苛立ちを隠せない。ただ、日本に対してむやみにマウント(優位)を取りたがる韓国の言いなりになっていては、健全な関係は築けない。そろそろ日本も本気を出すべきではないか。

「謙遜」と「不遜」

左派がこだわる「正統性」

独善と拙速の成れの果て

むき出しになる「反米」

 韓国の文政権が「反米」の底意を、ますます隠さなくなってきた。「従北」政策を進めたいのに、米国が邪魔をするので進められない。だから、米国は「敵」だ-という発想だろう。ソウルにある駐韓米国大使公邸への、「従北・反米派」とされる学生グループの乱入事件に対する警察の姿勢は、それを具体的に示した。見逃せないのは、“文大統領の分身”ともいえる人物が「米国大使館へのデモ」をアジっていたことだ。
 事件は先週18日昼すぎに起きた。韓国紙の報道を総合すると、まず20人以上の男女学生が金属製のハシゴ2本を持って、大使公邸の前を通り過ぎた。検問所にいた義務警察官は、なぜか職務質問をしなかった。義務警察官とは、兵役の代替で警察勤務をする者で、大体は学生だ。男女学生は公邸の裏手に回り、高さ3メートルの塀にハシゴを掛け、よじ登り始めた。3人の義務警察官が駆け付けたが、3人の学生にしがみつかれて、何もできないまま公邸乱入を傍観していた。義務警察官は「ハシゴに手を掛けて、学生が落ちてケガをしてはいけないから…」と説明したという。公邸警備の義務警察官は、拳銃はもちろん警棒すら持っていなかった。警察の上司が「使うことはないから持つ必要はない」と指示していたからだ。
 やがて本職の警察官が駆け付け、男子学生を連行したが、女子学生10人ほどは公邸内で「ハリス(米国大使)は出ていけ!」などと反米スローガンを叫び続けた。こちらは、「女子学生の体に触れると問題になるので…」と釈明したとされる。その後、女性警官が来て女子学生を連行した。しかし、警察は黙秘権を行使した10人を36時間後には釈放してしまった。昨年夏にも、朝鮮族(中国籍)の女性が米大使公邸に忍び込む事件があった。今回の事件を起こしたのは「韓国大学生進歩連合」と称する「従北・反米派」団体で、これまでにも米国大使館への突入を2回試みて失敗している。韓国の警察に、米国公館を守る意思はあるのか? 不法侵入者を処罰する意思はあるのか?
2019年3月、ソウルで講演する文正仁・統一外交安保特別補佐官(共同)
2019年3月、ソウルで講演する文正仁・統一外交安保特別補佐官(共同)
 中央日報(10月21日)は、「大学生進歩連合が親北朝鮮・反米性向の団体という点からも警察はなにも言えない境遇だ」と報じている。文政権下の警察は、過激派労組の民主労総が労務担当取締役をリンチにしても遠巻きにして傍観していた。昨年春の地方選挙の際は、交番に野党の政策を批判するポスターを張り出した。もはや政権与党の“飼い犬”であり、「正義」の心も「順法」の精神もない。政権の意向を忖度(そんたく)するだけだ。
 文大統領の外交・安全保障ブレーンである文正仁(ムン・ジョンイン)統一外交安保特別補佐官は9月9日、高麗大学で講演し、米国の朝鮮半島政策を強く非難するとともに、「米国大使は韓国の意向を本国に伝えることより、米国の意向を韓国に押し付けている」「米大使館の前でデモを行う市民の行動だけが(米国の朝鮮半島政策を)変えることができる」などと述べた。文正仁氏は韓国の対外政策に関して、文大統領の本音を代弁する人物だ。少なくとも、一国の政府高官が外国大使館へのデモを勧奨するとは「異常すぎる国」だ。
 大学生進歩連合が文政権と直接つながっているのではないとしても、「文大統領の本音→文正仁氏の発言→大学生進歩連合の行動」の連鎖性に着目しないわけにはいかない。表向きの日韓関係がどうなろうと、あるいは韓国の国論がどう分裂しようが、文政権はこの先、「反米・反日・親中・従北」の路線をますます鮮明にするだろう。(ジャーナリスト・室谷克実「新・悪韓論」 zakzak 2019.10.24)

「破棄撤回」韓国で聞いてみた

報復だけじゃない

「内弁慶」の虚構

 「マウンティング韓国」を黙らせる方法

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