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日本人が靖国参拝して何が悪い!
首相が参拝すれば、必ず政治・外交問題に発展する靖国参拝問題。国に殉じた英霊を祀る靖国神社への参拝は、なぜいつも大論争の火種となるのか。そもそも日本人が靖国を参拝して何が悪いのか。靖国参拝の是非をいま一度考える。
首相が参拝すれば、必ず政治・外交問題に発展する靖国参拝問題。国に殉じた英霊を祀る靖国神社への参拝は、なぜいつも大論争の火種となるのか。そもそも日本人が靖国を参拝して何が悪いのか。靖国参拝の是非をいま一度考える。
歴代首相の靖国参拝



小泉元首相「他の国が干渉すべきでない」
「どのような追悼の仕方がいいかは他の国が干渉すべきでない。(元首相の)東条英機氏のA級戦犯の話が出るが、『罪を憎んで人を憎まず』は中国の孔子の言葉だ。何ら問題があるとは思っていない」(2005/5/16 衆院予算委員会での発言)安倍首相「冥福祈るのはリーダーの姿勢」
「日本のために尊い命を犠牲にされたご英霊に対し、尊崇の念を表し、そして御霊(みたま)安かれ、なれと手を合わせて参りました」(2013/12/26 靖国参拝後、記者団への発言)「国のために戦った方に手を合わせる、冥福を祈るのは世界共通のリーダーの姿勢だ」(2014/5/30 アジア安全保障会議での発言)
■「歴史の衝突」の時代に覚醒せよ(産経新聞 2015/1/5)
■国立追悼施設―首相が決断さえすれば(朝日新聞社説 2014/2/3)
靖国参拝する日本人は「右翼」なのか
日本人にとって靖国神社とはどんな存在なのか。昨年暮れ、しんぶん赤旗に掲載された記事の中に気になる一文があった。
「靖国神社は、過去の日本軍国主義による侵略戦争を『自存自衛の正義のたたかい』『アジア解放の戦争』などと美化・宣伝することを存在意義とする特殊な施設です」
この記事によれば、靖国神社は「侵略戦争を美化する象徴」であり、ここを訪れるのは、あたかも過去の軍国主義を礼賛するのが目的であるかのような書きぶりである。

本当にそうなのか。もしそうだとしたら、靖国を参拝する日本人は、彼らがレッテルを貼りたがる「右翼」そのものではないか。
言うまでもなく、参拝者の多くは、侵略戦争を美化したり、軍国主義の復権なんか望んではいない。戦没者の英霊が祀られたこの場所を訪れた人は、国のために戦った人へ哀悼の意を示し、ただただ恒久平和を望んでいる。
一昨年暮れに参拝した安倍晋三首相も「靖国には戦争のヒーローがいるのではない。ただ、国のために戦った人々に感謝したい思いがあるだけ。国のために戦った方々に祈りを捧げるのは、世界のリーダーに共通する姿勢である」と後に語っている。
首相の靖国参拝は、国益と個人の信条を天秤にかけた難しい決断である。日本の国際的孤立を狙う中国と韓国が、外交カードの切り札として、揺さぶりをかけ続けてきた過去を顧みれば、首相という立場上、簡単に参拝できないのは理解できる。
にもかかわらず、安倍首相の靖国参拝を日本の「右傾化」の象徴と煽る中韓と同じように、わが国の一部メディアが声をそろえて騒ぎ立てるのは理解に苦しむ。
靖国神社には幕末以降、国に殉じた246万余柱の英霊が祀られている。そして、その多くは先の大戦で亡くなった方々である。戦後70年の歴史は、言うなれば彼らの労苦と尊い命によって築かれたものでもある。
先人を敬い、純粋な気持ちで靖国を参拝する人々の思いを踏みにじってはならない。(iRONNA編集長 白岩賢太)
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